1人暮らしにもおすすめな中古マンションリノベーション施工事例11選
「1人暮らし向けのリノベーションが具体的にどんな感じか知りたい。」という方が多いのではないでしょうか。
1人暮らしをしていてリノベーションを検討しているけど「実際にどのような物件に住めるのかイメージできない」「実際にどのようなリノベーションができるのか知っておきたい」このように思う方も少なくないでしょう。
事例や必要な金額、注意点などを知っておき、イメージを固めておくべきです。そこで今回は以下のトピックスについて解説します。
・1人暮らしにおすすめな中古マンションリノベーション事例
・1人暮らしのリノベーションにかかる費用相場
・1人暮らし向けにリノベーションする際の注意点
この記事を読むことで1人暮らし向けのリノベーションのイメージができるでしょう。1人暮らしのリノベーションの事例をみたい方はぜひ参考にしていただければと思います。
1人暮らしにもおすすめな中古マンションリノベーション事例を紹介
1人暮らしのリノベーションを考えている人にとって、実際にどのような雰囲気の部屋になるのかは気になりますよね。1人暮らしの方の参考になるような事例を11件、ご紹介していきます。
事例1:木材のぬくもりと洗礼されたデザイン
リノベーションのポイントは使用する材料を木材、グレー、ホワイトをメインにすることで落ち着いて雰囲気を醸し出しているところです。家具も温もりが溢れるオークを使うことにより、さらに洗練されたデザインの部屋が完成しました。
https://standard-coltd.com/works/15914
事例2:コンパクト空間もリノベでゆったりと
1人暮らしの物件で狭い空間であってもアイアン室内窓や廊下と一体にすることで、空間の大きさを調節して広さを感じられる工夫を施しました。また収納能力が高い家具を使用することで更に広さや生活感も隠してくれます。
https://standard-coltd.com/works/14604
事例3:ゲストをもてなす居心地のいい大人空間
間取りを大きく変え、解放感がある設計にすることにより、奥行きを演出しました。ゲストをもてなす大人な空間としてキッチンの前にカウンターを取り付け、テーブルとなるような仕組みも設計しています。
他にもアイアン窓やガラス、タイルを使用することにより大人な空間を演出しています。
https://standard-coltd.com/works/14425
事例4:部屋ごとのデザインを楽しむリノベ
当事例のリノベーションのポイントは空間によってがらりとイメージを変える楽しさがある空間である点です。
具体的にエントランスはアイアン窓を使用して、開放感を演出し、オレンジの床と水色タイルのカウンターを作ることによりレトロでオシャレなキッチンを作りました。
他にもウォッシュルームはホテルライクのように仕上げ、洗面所はセミオーダーの西洋のイメージが垣間見えます。
https://standard-coltd.com/works/14228
事例5:Standardの居心地のいい空間
リノベーションで要望が多かったエントランス、キッチンパントリー、WIC、インナーバルコニーなどの施工を詰め込んだリノベーションです。部屋全体を落ち着いた色味で統一することにより、大人らしさと子供も満足する遊び心が満載な空間にもなっています。
https://standard-coltd.com/works/14190
事例6:好きと暮らすリノベ空間
生活者の好みや趣味を活かせるようにショップのようなガラスとミラーのショーケースを採用することにより、身近に好きが溢れるような空間にしました。
ガラスやショーケースとも合うように天井をウッドのルーパーに設計することにより、無骨な躯体にコントラストを入れることにより絶妙なバランスの居心地のいい空間に仕上がりました。
https://standard-coltd.com/works/14028
事例7:北欧リノベで理想の暮らしへ
落ち着いた空間にブルーグレーと無垢オークの取手でデザインしたオーダードアがポイントです。異なるテクスチャやデザインを使用しながら統一感のある洗練された雰囲気を作り上げました。
他にもそれぞれの部屋に色違いのアクセントクロスを使うことにより、飽きにくく、遊び心も垣間見えるリノベーション空間となりました。既存のモノを上手に活用する工夫を凝らすことによりコストを限りなくカットした点もポイントです。
https://standard-coltd.com/works/13966
事例8:フルオープン設計で家族とのつながりを
生活導線を考えたウォークスルー型の間取りにリノベーションをした事例です。具体的にホールを無垢ヘリンボーンで奥行きを作り上げました。
またウッドの色味を濃くしたヴィンテージ調のLDKに背面クロスをネイビーにすることにより重厚感のあるデザインにして、大人らしく落ち着いた印象の部屋に仕上がりました。
https://standard-coltd.com/works/13909
事例9:シンプルかつデザイン性高い大人空間
ウッドとアイアンを深い色味でまとめてシンプルで落ち着きのある大人な空間に仕立て、またエントランスから解放感を意識してゆったりとしたスペースを設けたリノベーションです。
他にも白を基調としたリビングに隣り合うワークスペースをダークカラーで引き締まった空間に仕上げました。細部まで統一感を持たせつつ、メリハリのあるデザインが心地よい空間が誕生しました。
https://standard-coltd.com/works/13803
事例10:趣味も仕事も楽しめる大人空間
メインとなるリビング空間は落ち着いた色味のウッドと窓際のオーダーベンチが一押しポイント。
寝室の壁を斜めに配置してより広さを感じる設計デザインしつつ、暖かなオレンジ色の照明と植物のグリーンが相まって、ホテルのようにゆったりと落ち着きのある空間に仕上げました。
ホワイトカラーを基調にしたキッチンはシンプルかつクールな印象となっております。
https://standard-coltd.com/works/13022
事例11:過ごし方もデザインするリノベ空間
壁面をシェルフと木材を使用することでガレージのような土間にして、エントランスはアイアンフレームの窓、キッチンをウッド天井とタイル、グレーのカウンターによって重厚感と落ち着きを演出しました。
さらにこのリノベーションの最大の特徴が透明ガラスを用いて解放感を持たせながらも、プライベートを保てる部屋を設けたことです。この部屋は用途ごとに異なるメリハリをつけた空間へのこだわりと異なるテクスチャの組み合わせがあるので過ごし方も変えたと言えるでしょう。
https://standard-coltd.com/works/13599
1人暮らしのリノベーションにかかる費用相場
具体的な費用相場はリノベーションをする範囲の大きさによって変化しますが、1㎡あたり12万円前後となっております。50㎡であれば600万円前後が目安です。
この金額に中古マンションの購入額を含めておおよそ50㎡未満であれば2,000万円以内、50㎡以上であれば2,500万円〜3,000万円程度となります。ローンが35年、1.2%と仮定し、購入とリノベーションすべて行った2,000万円を毎月の支払額まで落とし込むとわずか月6万円程度となり、維持費を含めても月10万円以内で済むでしょう。
物件の購入費はなかなか変更できませんが、実はリノベーションの費用は300万円以下まで抑えることができます。なぜならリノベーションする場所によって必要な費用が変わってくるからです。
ここからは具体的にリノベーションの場所による費用の相場について解説していきます。
間取りを変更しない場合
間取りを変更する際はリノベーション費用がかさみます。具体的に間取りの変更だけで50万円〜300万円程度の費用がかかります。
また間取りを変更すると他の水回りの施工にも影響が出て、さらに費用がかかる場合があります。なぜなら配管の位置は絶対に変えることができない状態で間取りを変えると様々な条件が付与されることになり、オーダーメイドになるケースが多いからです。
内装デザイン
内装デザインとは床や壁、天井などのことです。具体的にかかる費用は選ぶ材料とリノベーションする範囲に大きく関係しますが、壁紙の相場は約1,000〜1,700円/㎡であるので高くても10万円前後で抑えることができるケースが多いです。
床のフローリングの相場も選ぶ材料と範囲によって変わるのですが約5〜25万円/10㎡(6帖)ですので、100万円程度で済むでしょう。以上の相場の値段は平均的な施工のものですので凝ったレンガやタイルなどの素材を選んだ場合はさらに値段が高くなります。
設備費
設備費とはキッチンやお風呂、トイレなどの改装工事の費用のことです。設備費の相場としてはキッチン、トイレ、お風呂のすべてのリノベーションで約100〜200万円程度です。
補足としてこの費用はキッチン、トイレ、お風呂が最新かつ広さが平均的という条件があります。
具体的に「キッチン」「トイレ」「お風呂」の値段も紹介します。最も相場の変動が大きいのがキッチンであり、数十万円から数百万円の振れ幅があります。
そしてトイレの相場は便座便器込みの値段で約20万円以下です。最後にお風呂の相場は、3つのグレード(ローグレード、ミドルグレード、ハイグレード)によって異なります。
ローグレードは約60万円〜70万円程度、ミドルグレードは約70万円〜100万円、ハイグレードは100万円以上が目安となります。
1人暮らし向けにリノベーションする際の注意点
1人暮らし向けのリノベーションには家族リノベーションとは異なる注意点があります。
将来、家族が増える場合を考える
1人暮らしの問題は、今は予定が無くてもいずれ家族が増える可能性がある点です。
家族が増えたときの選択肢は2つあり、1つ目はそのままさらにリノベーションを加えて家族が住む家にする方法、2つ目は物件を売り出す方法があります。
それぞれリノベーションをする前にあらかじめ家族ができた際にどちらを選択するか決めておく必要があります。理由はどの選択肢を選ぶかで行うべきリノベーションの内容が変わってくるからです。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットとリノベーションのポイントについて解説します。
家族が増えてもそのまま住む方法
そのまま住む方法のメリットは「リノベーションした物件で住み続けるので長期的にみると金銭的にメリットが大きいこと」と「引っ越す必要がなく住み慣れているので無駄なストレスがかからないこと」です。
デメリットは、家族の人数に制限があるという点です。元々1人暮らし用の物件であることが多いため、どうしても住める人数に限りがあります。
家族が増えた際にこの選択肢をとる場合は1人暮らしの段階でリビングなどの広々とした空間に可動式の間仕切りをあらかじめ設けることがおすすめです。他にも間取りを変更しやすいようにキッチンやお風呂、トイレの位置を設計したほうがいいでしょう。
あらかじめ上記のことを加味した設計をしておくと家族が増えた際にスムーズに対応できます。
リノベーションした物件を売りに出す
物件を売りに出すメリットは家族の生活や人数に合わせた家を改めて探しに行くことができるという点です。他にも売ることができれば少しでも物件取得費とリノベーション費の回収ができます。
デメリットは膨大な資金をかけて作った家を手放すのでお金を無駄にする可能性があることです。家族ができた際にこの選択肢をとる場合のポイントはとにかく売れる物件にリノベーションをすることです。
言い換えるなら資産価値を高めるリノベーションをする必要があります。具体的に資産価値を高めるリノベーションとは、客観的に見てキレイと言われるような内装、設備、間取りのリノベーションをしていることです。
キレイな状態であればあるほど買い手がすぐに見つかります。ちなみに中古マンションでリノベーションをした物件は一般的に資産価値が落ちにくくなると言われています。
資金計画を立てる
どうしても1人暮らしの場合は夫婦共働きの家庭と比べるとどうしても世帯年収が低くなりがちです。そのため無理のない資金計画を立てていないと、返済が苦しくなり将来の人生計画までに影響を与えかねません。
好立地、好条件の物件でのリノベーションをする場合は、返済できる範囲で無理のない返済計画を立てましょう。またリノベーションも欲が出てきやすく、費用が変動しやすいこともよく念頭に置いておきましょう。
資金計画の立て方のポイントは今後のライフプランを見直すことと自己資金額をしっかり把握することです。将来的に予想できる収入、購入してリノベーションした際の毎月の支払額も把握しておきましょう。
他にも毎月の生活費、そしてパートナーや子供を作るタイミングなどをできるだけ明確化すべきです。そして資産のうち自分が今現金として使える資金がいくらあるかの把握も大切です。予想もしないような出費がかさんだ場合のためにもしっかりと把握しておきましょう。
弊社クルーにインタビュー!1人暮らし用に中古マンションをリノベーションする人の割合とは?
弊社クルーに、1人暮らしの中古マンションリノベーションに関する内容を聞いてみました。
1人暮らしでも中古マンションを購入してリノベーションされる方は全体の何割ですか?年齢比率や男女比率もわかれば教えてください。
1人暮らしで中古マンションのリノベーションを検討(もしくは契約)されている方の動機や境遇を教えてください。
「好きなテイストにしたい」「日常の暮らしを充実させたい」「テレワークが増えたから」などの理由から
リンベーションを選ばれる方がいらっしゃいます。
1人暮らしの方が中古マンションを買ってリノベーションする際に、よくある要望を教えてください。
お子様が帰ってきたときや、友人が泊まれるように ゲストルームとして小部屋を作りたいという方もいらっしゃいます。
「ホテルみたいにしたい。」などのご要望がございます。
まとめ
1人暮らしでの中古マンションのリノベーションは、リモートワークというトレンドから注目を浴びています。ですがしっかりと事前に情報を仕入れていないと失敗した時に大きな痛手になってしまいます。
失敗を防ぎ、快適な空間を作り上げるためにも慎重に判断しましょう。皆様の生活が少しでもよりよくなる一助に成れていれば幸いです。