トイレの床材は何がおすすめ?床材の特徴や選び方のポイントを解説
トイレは私たちの日常生活において欠かせない場所の一つです。
そのため、トイレのリノベーションではデザインだけでなく、機能性や快適性についても追求していくことが重要です。
特に、床材の選択はトイレの全体的な印象に影響を与えます。
また、汚れが付着しやすい場所ですので、掃除やメンテナンスがしやすいことも大事なポイントです。
こちらのブログでは床材の特徴や選び方のポイントをお伝えし、弊社での事例も交えて紹介していきます。
トイレの床材を選ぶ際のポイント
快適なトイレ空間をつくるためには、どのようなことに気をつけて床材を選べばいいのでしょうか?
トイレの床を選ぶ際には、気をつけたいポイントが大きく2点あります。
耐水性・耐久性のある床材を選ぶ
トイレの床は水や汚れが溜まりやすい場所なので、定期的な掃除と適切なメンテナンスが必要な場所です。
そのため汚れに強く、それを掃除するための洗剤にも強い成分である必要があります。
フローリングは木製なので水汚れや湿気に弱く、強い洗剤を使うことにも不向きです。
トイレの床には耐水性のある素材を選ぶことがおすすめです。
タイルやフロアタイル、クッションフロアなどの耐水性が高い素材は、
水や汚れが浸透しにくく、掃除がしやすい特性があります。
床材と便器の隙間や、凸凹には汚れが溜まりやすいので、床材を選ぶ際には注意しましょう。
デザインの方向性を決めておく
落ち着いた空間にしたいのか、明るい清潔感のある空間にしたいのか等の空間イメージを決めておくことも重要です。
ショップのトイレのようなモダンな雰囲気に仕上げたい場合は、落ち着いた色のタイルを使用するとより雰囲気がでますし、
明るい清潔感あるトイレのイメージの場合、明るい色のフロアタイルやクッションフロアを選ぶとイメージに近づくでしょう。
希望の雰囲気に合わせて色、床材を選んでいくことでデザインに一体感が生まれ、満足度の高いトイレに仕上がります。
トイレの床材の選択肢
一般的にトイレの床に選ばれる床材には、以下の4種類があります。
・クッションフロア
・フロアタイル
・フローリング
・タイル
床材ごとにメリット・デメリットがあるので解説していきます。
クッションフロア
クッションフロアは他の床材に比べて安く、日常のお手入れも簡単です。
掃除機をかけたり、拭き掃除を行うだけなので、掃除がしやすいのもメリットです。
またデザインも豊富で、木目調や石目調、モザイク柄などの種類も多いので、イメージに合わせて柄を選べます。
コストを抑えておしゃれな床に変えたい場合にはおすすめの素材です。
ただ、耐久性が低く劣化が早いと言われており、他の床材より貼り替えが必要になるタイミングが早い可能性があります。
弊社での施工金額:約8万円〜
フロアタイル
フロアタイルは塩ビ素材の床材です。一枚一枚が分かれているので、貼り合わせて使用します。
様々なデザインやカラーがあり、木目調やタイル調などの模様がリアルに再現されているのも特徴です。
また耐水性・耐久性にも優れており、なるべく貼り替えタイミングを減らしたい方におすすめです。
クッションフロア同様掃除が簡単で、掃除機でホコリをとって、拭き掃除を行います。
クッションフロアより価格は高くなりますが、よりデザイン性・耐久性が優れているのがメリットとなります。
弊社での施工金額:約10万円〜
フローリング
フローリングは他の部屋との統一感を出したい場合におすすめの素材です。
例えば廊下と同じフローリングを使うと、空間に一体感が生まれます。
ただ木材なので、水や汚れには弱いことがデメリットです。
汚れがしみこみやすく、臭いや汚れが付着しやすいので、こまめな掃除が必要となります。
フローリングをトイレの床材として選びたい場合、汚れや水に強いコーティングがされている商品もあるので検討してみてください。
タイル
タイル素材は土足を使う場所にも使用されるほど耐久性があり、掃除もしやすいので長く使い続けることができます。
また高級感がありデザイン性が高いのも特徴で、トイレのおしゃれさにこだわりたい方におすすめです。
デメリットとしては他の床材と比べると価格は高く、冬場は冷たく感じます。
コストがかかっても、トイレ空間にこだわりたい方におすすめの床材です。
弊社での施工金額:約15万円〜
Standardクルーが選ぶ!おしゃれでトレンド感ある床材の施工事例
弊社の今までの施工事例から、床材にこだわったおしゃれな施工事例を6例ご紹介します。
選ぶ床材によってトイレの印象や快適さが変わるので、参考にしてみてください。
【 事例1 】実用性と細かなデザインにこだわりを
おすすめやこだわりポイント
グレー系の色で統一されたトイレは、床をヘキサゴン型のタイルにすることで空間のアクセントになり、
ぐっとおしゃれな雰囲気にしました。
URL :https://standard-coltd.com/works/13512
【 事例2 】白と木を基調とした光の差し込む明るい住まい
おすすめやこだわりポイント
ランタンタイル柄のクッションフロアを使用した事例です。
クッションフロアでありながら、タイルのようなインパクトがあり、遊び心ある仕上がりになりました。
URL :https://standard-coltd.com/works/5553
【 事例3 】木の温かみと上品さのある空間
おすすめやこだわりポイント
床に使用したテラゾータイルがアクセントになっていて、オレンジ色の壁紙とも雰囲気がマッチしています。
あたたかみある雰囲気に仕上げました。
URL :https://standard-coltd.com/works/12756
【 事例4 】部屋ごとのデザインを楽しむリノベ
おすすめやこだわりポイント
床のタイルが洗面や壁とも統一感あるデザインとなっており、ホテルライクなウォッシュルームへ仕上げました。
URL :https://standard-coltd.com/works/14228
【 事例5 】シンプルな空間に遊び心をプラス
おすすめやこだわりポイント
洗面所と同じグレーのフロアタイルを使用した事例です。
洗面所は明るい照明を、トイレには暗めの照明を使用して、雰囲気をがらりと変えつつ統一感も出しました。
URL :https://standard-coltd.com/works/17836
【 事例6 】家族が自然と集まる居心地いい空間
おすすめやこだわりポイント
ヘリンボーン柄のフローリングを使用した事例です。
廊下と同様の色味で統一感を出しながら、ヘリンボーン柄でアクセントにしました。
URL :https://standard-coltd.com/works/19783
まとめ
トイレの床のリノベーションは、快適なトイレ空間を作るためには重要な要素です。
そのため機能性とデザイン性の両方の観点から、床材を選ぶことが必要となります。
・耐水性や耐久性が高い
・掃除がしやすい
・イメージにあったデザイン
これらのポイントをおさえた上で、条件に合う床材を選び、より快適なトイレ空間を実現していきましょう。
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