キッチンをタイルでリノベーションする費用相場とメリット・デメリットをご紹介
「キッチンをタイルにリノベーションしたい」と考えている方は多いのではないでしょうか?キッチンを使っているとどうしても汚れたり、傷がついたりしますよね。
そのため、以下のように悩んでいるのではありませんか?
「キッチンを使っていると水にさらされ続けるから耐久性の高いキッチンが欲しい」「油が跳ねたりしてふき取るのも大変だから何とかしたい」
キッチンをタイルにリノベーションすると、油や水の汚れも簡単にふき取れるようになりますし、耐久性も高いため、上記の悩みはすべて解決できます。そこで今回は以下のトピックについて解説します。
- キッチンをタイルにリノベーションする費用相場
- キッチンをタイルにリノベーションした事例
- キッチンをタイルにリノベーションするメリット
- キッチンをタイルにリノベーションするデメリット
- キッチンタイルの選び方
キッチンをタイルにリノベーションしておしゃれで快適な空間にしたいという方はぜひ参考にしてください。
キッチンをタイルにリノベーションする費用相場
キッチンをタイルにリノベーションする場合、タイルやリノベーションする範囲によって費用相場が変わります。キッチンタイルの相場は1万円〜3万円/㎡なので、20万〜40万円ほどかかるケースが多いです。
ただしタイルのリノベーションのみの金額なので、施工費や接着費が別途必要になります。壁の撤去代を含めてもキッチンタイルの相場から10万円ほどは余裕をもって用意しておきましょう。
キッチンをタイルにリノベーションした事例
弊社が手がけたタイルのキッチンリノベーションの事例を紹介します。イメージを固めるうえでも、ぜひ参考にしていただければと思います。
コンパクト空間もリノベでゆったりと
費用(キッチンのリノベーションにかかった費用のみ):約50〜100万円
おすすめやこだわりポイント
- 大判タイルで必要最低限の範囲を仕上げた事例
- 色が濃いタイルですが、レンジフードの下端までとすることで必要な部分(油や水はね)はカバー
- 上部は白のクロスでシンプルで重すぎない印象
URL:https://standard-coltd.com/works/14604
広々LDKで仕事も家族の時間も快適に
費用(キッチンのリノベーションにかかった費用のみ):約100〜200万円
おすすめやこだわりポイント
- ツルっとした白色のタイルに黒目地で引き締まった印象の事例
- キッチン本体のカラーや家電の色を白黒で統一させて全体としてモノトーンで仕上げられている
URL:https://standard-coltd.com/works/18510
家族それぞれの「居心地いい」を実現
費用(キッチンのリノベーションにかかった費用のみ):約100〜200万円
おすすめやこだわりポイント
- 大好きなカフェのタイルを用いて、自分好みのキッチンに仕上げる
- いつも通っていた好みのカフェの雰囲気にしました
URL:https://standard-coltd.com/works/14475
家族それぞれの「居心地いい」を実現
費用(キッチンのリノベーションにかかった費用のみ):約100〜200万円
おすすめやこだわりポイント
- 白のスクエアタイルが、木調のキッチンスペースに、さりげない素材感をプラス
URL:https://standard-coltd.com/works/16130
愛しのロンドンアパートメント
費用(キッチンのリノベーションにかかった費用のみ):約100〜200万円
おすすめやこだわりポイント
- キッチンまわりもコンクリートの駆体現しにしていて、リノベーションらしさ満載のデザイン
- 新築や木造では出せない、良い意味での古さがロンドンアパートメントの雰囲気を醸し出している
URL:https://standard-coltd.com/works/6562
キッチンをタイルでリノベーションするメリット
キッチンをタイルにリノベーションするメリットは主に以下の3つです。タイルならではのメリットなので、しっかりと確認しておきましょう。
デザインのバリエーションが多い
キッチンにタイルを取り入れるとデザインのバリエーションが一気に広がります。1つのデザインのタイルで統一することでシンプルを追及することもできますし、複数のタイルを取り入れることでオリジナリティの高いデザインにすることも可能です。
今のキッチンに遊び心を追加しておしゃれな空間にしたいと思っている方は一度検討してみましょう。
高耐火性・高耐久性が高い
タイルは耐火性と油、水による劣化にも強く、高い耐久性を持っています。そのため、キッチンには適していて、特にコンロ周りの素材としておすすめです。
安全性を簡単に高める方法なので、子供やお年寄りがいる家庭や火の扱いに不安がある方は使ってみましょう。
汚れにくい
キッチンにタイルを使うと圧倒的に汚れにくいです。タイルの表面はつるつるしているため、料理中にはねた水は油、洗剤などをはじきます。
そのため、表面の汚れをタオルで拭くだけで簡単に取れやすく、汚れ掃除が簡単になるでしょう。変色も起こしにくいので、長く清潔に使用したい方にはおすすめです。
キッチンをタイルでリノベーションするデメリット
キッチンをタイルにリノベーションする際に注意するべきデメリットが3つあります。デメリットも含めて理解してリノベーションの判断をするためにしっかり把握しましょう。
目地の掃除に手間がかかる
タイルのリノベーションをするとタイルの目地のケアに時間がかかるでしょう。タイル自体は耐火性や防汚性が高いですが、タイル同士のつなぎ目である目地は汚れが溜まりやすく、そして掃除するのが大変です。
最近のリノベーションでは目地に防汚効果のあるものを使用することで汚れが付着しにくくなるように工夫することもできます。
施工費が高くなりやすい
キッチンタイルは複数のタイルを張り付けるため、キッチンパネルよりも手間も施工費もかかりやすいです。また今のキッチンでタイルを使用している場合はタイルをはがして、新しいタイルに張り替える必要があるため、さらに施工費が高くなります。
毎日のケアをできるだけ簡単にしたうえで長く清潔に使い続けたいという方はタイルにリノベーションすることを考えてみましょう。
床をタイルにすると、ガラスや陶器を落としたときに割れやすい
キッチンの床をタイルにしてしまうとガラスや陶器といった硬いものを落としてしまったときに傷が入ったり、割れてしまったりします。タイル自体、硬いものをぶつけてしまったり、強い力で擦ったりすると傷が入りやすいです。
傷が目立ちにくい色や加工ができますが、一度傷つけてしまうと修復することは難しいのです。耐久性の高いタイルを選んだり、できるだけものを落とさないように気を付けましょう。
キッチンタイルの選び方
キッチンタイルを選ぶには2つのポイントがあります。以下の2つのポイントを踏まえながら選ぶと満足度の高い雰囲気になるでしょう。
タイルの種類
タイルを選ぶ際には、まずはタイルの種類について考えましょう。タイルの種類にはさまざまな素材があるため、多くの種類があります。
たとえば、生地が綿密で吸水性が低い磁器質タイルや逆に生地に小さな穴が開いており、吸水性が高い陶器質タイルなどが存在しています。吸水性が低い方が耐久性や耐熱性、汚れにくさが高いですが水を吸収しにくいのはデメリットと感じる方も多いでしょう。
そのため、耐久性や耐火性、掃除のしやすさなどどういった要素を優先したキッチンにしたいのかを事前に考えておくと良いです。
掃除の観点でいえば、表面がツルッとしているものを選ばれた方がお手入れしやすくなります。洗面台等と比べると大きな面積を施工するためタイルの印象をしっかりチェックする必要があります。
タイルのデザイン
タイルのデザインは最もこだわりたい部分です。しかし、1から選んで決めていくのはイメージが明確に定まっていないならなおさら、おすすめしません。
そのため、あらかじめ多くの事例を見ていいなと思ったデザインを抑えておくことがおすすめです。その際に、カタログで見るのと実際見るのでは大きさや質感のイメージが違うこともあるので、ショールームで実際に貼っているものを見ましょう。
またメンテナンス性も重要で、タイルの貼り方によってデザインだけでなく目地の数も大きく変わってきます。水や油が跳ねやすいコンロ周りの場所を避けて、汚れにくい場所にタイルを張るという工夫もできるでしょう。
まとめ
キッチンをタイルでリノベーションするとデザインのバリエーションが増えたり、耐久性や耐火性が優れたりとさまざまなメリットがあります。これらのメリットを20万円から40万円ほどで、長期間使えるようになります。
タイルのリノベーションの前にまずは今回紹介したメリットやデメリットを理解して、デザインをインプットするように事例を見ておくと良いです。